2016年3月、突然、『レミゼラブル』19世紀に出版された本の挿絵180枚を模写しようと思った。
挿絵版画。白黒。エッチング系。それを鉛筆、あるいはペンと水彩で。
第一部、レ・ミゼラブル(惨めな人たち)男編。不幸なジャン・バルジャンが銀の食器を盗み、後悔して祈りをささげる。
第二部、惨めな人たち、女偏。ファンティーヌとコゼットの話。
一日一枚描けば180日、そうでなくても1年はかからないだろう。そんな事を考えていたが、
絵を描いてると登場人物にどんどん感情入って、またそうでないと描けないので、悲惨なシーンはダメージたまる。
二部冒頭から、ファンティーヌがあんまり可哀想で描けなくなってしまった。